5つの教育分野があり、それぞれに子どもの発達や敏感期に即した教具や用具が用意されています。

１．日常生活の練習

　身体の動きを調整し、自分の思い通りに動く身体をつくります。

　はさみ、のり貼り、縫う、編む、洗うなど、日常のあらゆる動きを取り上げて行います。

２．感覚教育

　五感を磨き、感覚器官の洗練を促します。

　色、形、大小、長短、手触り、音、匂い、味などの違いを感じ取ります。

３．言語教育

　「話し言葉」「書き言葉」「読み言葉」を通し、言語の獲得を目指します。

　言葉遊びや具体物の概念を捉える所（りんごは赤くて甘酸っぱい香りがするなど）から始め、品詞や文法へと進んでいきます。

４．算数教育

　具体的な「数」に触れ、自然な数量概念を育みます

　ビーズや算数棒などの具体物を操作しながら学ぶので、数字が表す意味の背景をイメージする力が育ちます。

５．文化教育

　幅広い分野に触れ、子どもの興味関心を伸ばします。 

　宇宙、地理、歴史、生物、芸術など、子どもの興味に沿って幅広く展開していきます。