知ると楽しい! モンテソーリ『敏感期』

こんなことありませんか

 

・ティッシュを延々とひっぱり出す

・棚や引き出しの中の物を出しまくる

・車のおもちゃをたくさんならべる

・ザラザラした壁を触りたがる

・どこまでも歩きたがる

 

実はこれ、全部『敏感期』が影響しています!

 

『敏感期』とは、「子どもが何かに強く興味をもち、集中して同じことを繰り返す、特定の時期」のこと

(わが家の引き出しも、何度引っぱり出されたことか…)

 

でもこれ、いたずらではないんです!

「物を手でつかみ、取り出す動きを練習しなさいよ~」

という、今やらなくてはいけない課題に本能的に取り組んでいるんです。

(この時期は楽しくて繰り返すから、どんどん上達していくんですね!)

 

敏感期にはその課題をいとも簡単に習得してしまします。

大人になってから新たな言語を習得するには大きな努力が必要ですが、乳幼児期には自然に言語を習得していきます。これは『言葉の敏感期』があるから。

 

実は敏感期には、「始まりと終わり」があるんです。

つまり、引っぱり出したい時期にその動きを十分にできないと、その動きが上達できないまま大きくなっていってしまうのです。

 

いたずらのように見える行動も、「敏感期がきた~」と思うと、楽しく見守ることができますね。

多くの敏感期は幼児期に表れます。お子さんをよ~く観察してみてくださいね。